目的

少子高齢社会の課題解決に貢献するIRTイノベーションを創出します。

わが国が世界の先陣を切って直面する少子高齢社会の課題解決に貢献し、わが国の持続的繁栄をもたらす原動力となる自動車、コンピュータに続く新たな基幹産業として期待されるロボット産業の発展のために、IRT(ITとRT(Robot Technology)の融合技術)イノベーションの創出を強力に推し進めることのできる、知と人と設備を備えた研究拠点を東京大学に設立します。

研究の初期段階から大学と企業が対等な立場で協働し「死の谷」を克服する、産学連携の新たなモデルを実現します。

総長のリーダーシップのもと必要な制度改革に取り組み、産業の出口を見据えて基礎的段階から産学が協働することで、「死の谷」を克服して先端技術の開発を目指す、新たな産学連携のモデルを実現します。

細分化された専門領域を結びつけ、課題解決を実現する能力を備えた人材を育成します。

博士課程を修了した国内外の若手研究者をプロジェクト推進の中核に据え、より細分化、複雑化が進む学問領域を結びつけ、事業化や製品化に必要な知識を取り入れながら出口を見据えて進むプロジェクトを実践することで、課題解決に必要な高度な能力を備えた人材の育成をはかります。