目的
  • HOME
  • IRT研究
  • 内視鏡のための単眼三次元異種情報計測システム

内視鏡のための単眼三次元異種情報計測システム

病変部の可視光画像・蛍光画像および距離情報を同時計測し、3次元画像として提示する単眼三次元異種情報計測システムを提案・開発している。
このシステムでは、可視光・蛍光画像を計測するカメラとレーザ距離計測センサを同一光軸上に配置することで、各情報の位置関係を明確化し、位置ズレなく異種情報を計測する。
こうした特徴から、提案する単眼三次元異種情報計測システムは、従来の内視鏡用撮像系では困難であった、病巣の可視光画像・蛍光画像・距離情報の同時計測・リアルタイム提示が可能となる。
この単眼三次元異種情報計測システムの要素技術として、可変焦点液体レンズを用いて計測レーザの焦点位置を走査する共焦点距離計測センサを実現し、94~140mmの位置に置いた物体までの距離を標準誤差0.95mm、標本標準偏差0.73mmで計測した。
本研究は、JST研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)要素技術タイプの開発課題 「内視鏡のための単眼三次元異種情報計測システムの開発(平成22~25年度(予定))」において進められています。